日本画家 澁澤卿

2011年09月12日

日差しは相変わらずに肌を焼く暑さですが日陰に入ると秋の風がさわやかに感じられる季節になりました。皆様はこの暑かった夏を無事に乗り切って元気にお過ごしですか。春の大震災に続いて台風12号により又多くの被災者が出てしまいました。那智の滝から京都に向かう街道はスケッチで何度か通ったことがあります。静かな美しい景観の山間の村にこんな惨事が起きるなんて。日本にいや地球に何か異常な事態が起こっているのでしょうか。やはり人類が悪いのでしょうか。我々人間が自然界を破壊しているとしたら直ちに改善しなければなりません。どんなに生活が便利になっても平和な暮らしを一瞬に壊滅してしまう自然の猛威には電化製品も携帯も役には立ちません。どちらを取るかは一目瞭然なのですが一度便利さを味わってしまった愚かな人間にはそれらを捨てて昔の生活に戻るなんてことは出来ません。仏教では末法の世が続いた後地球や人類が窮地に立たされたころ弥勒菩薩が現れて救ってくださると説いています。今すぐにでも現れてくれないものかと思いますがまだ途方もなく先のことのようです。今のところは我々の力でなんとか改善していかなければならないようです。今までそこにあるのが当然と思っていた私が描いている寺院や自然は火事や地震であっという間になくなってしまうものだということが思い知らされました。先の人々から受け継がれてきた遺産をこの時代になくさないように防災に力を入れ又、一人一人が少しでも地球のために良い事をしていこうではありませんか。