日本画家 澁澤卿

2011年04月06日

大震災から一ヶ月が経とうとしています。町もあちらこちらで桜が咲いて観光客で駅の周りは賑わい何時もの鎌倉に戻ってきています。今では、薄暗いスーパーの棚には商品がびっしりと並んでいますし、ガソリンスタンドは並ばずに給油出来ます。日本人の力強さを感じています。しかしテレビで被災地の映像が写るたびに胸が痛くなります。私の絵のコレクターの方にも被災された方がいます。私の絵も、もしかしたら津波に呑まれてしまったかもしれません。まだ皆様の消息は分かりませんがご無事でいられることを心より祈っております。

私は、時々計画停電で薄暗くなってしまうアトリエですが5月25日より開催される広島の福山天満屋の個展にむけて急ピッチで制作を続けています。相変わらず一点に時間が掛かってしまいまして制作が遅れていますが精一杯がんばりますのでお近くの方はぜひ会場までお越しください。土日には私も会場に出向く予定ですのでお会いできるのを楽しみにしております。

私事ですが長女夫婦がトルコのイスタンプールに滞在員として赴任することになり孫二人と共に6月早々には日本を離れることになりました。婿が商社マンで出張が多いために、度々鎌倉で暮らすことがあった孫たちと暫らく離れなくてはならないのは寂しい事ですが、子供たちにとっては良い勉強になる経験だと思い応援して送り出そうと思っています。まだ4歳と2歳の女の子なので環境の変化にもすぐに馴染んでいくでしょう。心配なのは寂しがり屋の娘の方です。向こうで良い友達に出会うことを祈っています。