日本画家 澁澤卿

2007年10月

先月闘病記を載せたところ沢山の方々からお見舞いのメールを頂きました。ご心配をお掛けして申し訳ありません。

最後の治療になる移植を無事に終え9月1日に退院して1ヶ月が経ちました。退院した直後は10メートルも歩けば100メートルを走ったかのように動悸が激しくまた抗がん剤の副作用もひどく疲れやすく又、口の中は味がよく分からない状態でした。今はまだ夕方になると疲れが出ますがやっと普段の自分に近づいてきた感があります。退院後の病院での検診では血液には異常が見られず普通の人の血が流れているようです。この一週間ほど夕方に犬の散歩で30分ほど歩いてきますと寝たきりの時間が長く続いていてまったく使わなかった足の筋肉がびっくりして腫れ上がります。夜には湿布だらけの足になってしまいます。それでも徐々に健康を取り戻してくる喜びを与えてくださった神仏に深く感謝しています。アトリエには入るのですが気持ちと裏腹に集中力が続かずどうしても制作が遅れてしまいます。ゆっくりと再スタートさせていただくために毎年その年の作品を載せていた年末に発刊する恒例の壁掛け用カレンダーは今年の作品と近年の作品とで制作することにいたしました。11月3日より中国北京の外務省の中にございます「友誼館」に於いて開催されます個展と110名に及ぶ訪中団の旅日記の模様と共に12月にはHP上に記載してご案内できると思います。ご了承の上、楽しみにお待ちください。